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中学生・高校生で矯正治療を始めるメリット

2023.07.26

Posted byよなご矯正歯科 院長 永瀬志保

永久歯が生え揃った中学生や高校生が矯正治療をする場合、内容は大人の方とほぼ同じです。
しかし、得られるメリットには少し違いがあり、お口の状況によってはこの時期がもっとも理想の仕上がりになりやすい場合もあります。

外見を気にする時期でもありますので、ご本人様はもちろん、お子様がお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

こちらのページでは、中学生・高校生で矯正治療を始めるメリットや、使用する装置、治療期間、費用についてもご紹介しています。

中学生・高校生ならではのメリットがあります

小児矯正や大人の矯正にはない中学生・高校生ならではの治療のメリットについてご紹介します。

1. 顎の成長が続いていて歯を動かしやすい

13歳頃になると永久歯が生え揃いますが顎の成長はまだ続いており、歯がスムーズに動きます。治療期間が短くなればその分ストレスも少なくなるため、できるだけ早めの治療がおすすめです。

2. 歯ぐきがきれいに整いやすい

組織の代謝が活発であるため、矯正治療で歯ぐきが下がっても元の状態に戻るまでにそこまで時間がかかりません。満足のいく仕上がりになりやすいといえるでしょう。

3. 進学による転居の可能性が低いため通院しやすい

部活や勉強で忙しい方も多くなりますが、大人にくらべて転居の可能性が低いため、治療期間の長い矯正治療をはじめるにはピッタリなタイミングといえます。

4. 顔や口元に対して意識が高く治療を継続しやすい

中学生になると美容を意識する子が多くなります。歯並びはお顔の印象を大きく左右するため、治療でのモチベーションは保ちやすいでしょう。長期になりやすい矯正治療だからこそ、モチベーションの維持はとても大切です。

5. 親知らずを活かした治療ができる場合もある

親知らずの生え方によっては、手前の歯に力がかかり歯並びや噛み合わせが崩れるリスクが高まります。そのため、大人の矯正治療では事前に親知らずを抜くことをすすめるケースも少なくありません。しかし、中学生や高校生の時期であれば、親知らずの影響をあまり受けずに治療を行えたり、場合によっては親知らずの力を利用した治療ができることもあります。

使用する装置や治療期間、費用は大人とほぼ同じ

中学生や高校生で矯正治療をはじめた場合、使用する装置は大人と同じ「ワイヤー矯正」もしくは「マウスピース矯正」です。

歯に被せ物をして見た目の色や形を変えるセラミック矯正も可能ですが、むし歯のない健康な歯を削ることはおすすめできません。
一度削ると元には戻らないため、歯に異常がなければワイヤー矯正やマウスピース矯正など一般的な治療法で歯並びを整え、歯を白くしたい場合は削る必要のないホワイトニングがいいでしょう。

中学生や高校生で矯正治療をはじめた場合の治療期間は、2年〜3年程度で、費用相場は約80万円〜100万円です。(矯正治療は自費診療であるため、歯科医院によって料金設定が異なります)

社会人になる前の矯正治療で自信がもてる口元に

歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく、歯や歯ぐきの健康、発音、顎関節症、清潔感などにかかわるため、社会人になる前に治しておくほうがメリットは大きいといえます。

中学生や高校生は小児矯正ではなく成人矯正の対象であり、顎骨の成長が続いていることから、治療期間が短くなったり親知らずを活かした治療ができたりなど、この時期にしか得られないメリットが多く存在します。

タイミング的に遅いということはありませんので、お子様の歯並びや噛み合わせでお悩みの方はぜひご相談ください。患者様一人ひとりにあった治療法をご提案させていただきます。

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