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矯正治療中におこる痛み

2023.07.26

Posted byよなご矯正歯科 院長 永瀬志保

矯正治療で歯が動くと、痛みが発生することがあります。
痛みの強さは人によってさまざまで、痛みや違和感が全くない矯正治療というのは残念ながら存在しません。痛みをうまくコントロールすることが、矯正治療を続けるうえで欠かせない大切なポイントです。

こちらのページでは、痛くなりやすいタイミングや痛くなったときの対処法について分かりやすくまとめました。矯正治療をご検討中の方や、痛みにお悩みの方は、ぜひご参考ください。

矯正治療中はどのタイミングで痛くなる?

矯正治療では、歯を支える周囲の組織が吸収と再生を繰り返す現象がおき、それによって歯の位置が変わっていきます。痛みが発生するケースも珍しくなく、とくに治療開始時や調整当日~3日間は強い痛みを感じやすいため注意が必要です。1週間くらいで落ち着きますが、痛みを和らげる方法を把握しておくとより快適な日々を送りやすくなるでしょう。

まずは、痛みが発生しやすい状況を以下でご紹介します。

硬めの食べ物を噛んだとき

痛みには個人差があり、なかには白米を噛むのもつらいという方もいます。
無理な食事はモチベーションの低下につながりますので、痛みが落ち着くまでの間はしっかり噛まなくても食べられる食事を用意しましょう。
「おかゆ」や「うどん」がおすすめですが、それでもつらい場合は「ゼリー」や「野菜スープ」「豆腐」などに切り替えてみてください。栄養が偏らないように、痛みが落ち着いたら他の食材もしっかり食べることが大切です。

装置が粘膜にあたって口内炎ができたとき

治療に使用する装置が唇の裏側や舌の先にあたって口内炎ができることがあります。とくに治療開始時は、装置がある感覚に慣れていないためできやすい傾向にあり、ワイヤー矯正ではさらにリスクが高めです。

ワイヤーが飛び出て粘膜にあたっているとき

ワイヤー矯正では、歯が動くことで余分なワイヤーが奥から飛び出てきて、粘膜を傷つけることがあります。専用の器具を使ってカットする必要があるため、早めにご来院ください。

矯正治療の痛みを和らげる方法

矯正治療の痛みを和らげる方法はいくつか存在し、治療法によっては実行できないものや注意が必要なものもあります。その点に注意してお試しください。

お口の中を温める

温かいものをお口に含むと血行がよくなり痛みが和らぎます。
マウスピース矯正の場合は、装置が熱いものに触れると変形する恐れがあるため、かならず外してからおこなってください。装置が変形した場合は、作り直しに時間と費用がかかります。

痛み止めを使用する

温かいものをお口に含んでもつらい方は、痛み止めの服用をおすすめします。
市販の痛み止めを使用しても問題ありませんが、頻繁に使用すると胃が荒れることがあるため注意が必要です。ほかの方法を優先して、効果があまり感じられないときにのみ痛み止めを使用するといいでしょう。

装置用のワックスを使用する

ワイヤー矯正の場合は、装置を専用のワックスで覆うことで、粘膜にあたる刺激を少なくできます。
治療開始時はとくに口内炎ができやすい傾向にあるため、積極的に使うようにしましょう。万が一飲み込んでも体に害はありません。

ワイヤーが当たって痛い場合は?

ワイヤーが奥から飛び出て粘膜にあたって痛い場合は、歯科医院でカットする必要があります。
自分でやろうとすると装置が外れたり、粘膜を余計に傷つけたりする恐れがあるため、かならず歯科医院へご来院ください。

年齢や治療法によって痛みの強さは異なる

顎骨の成長が終わった大人よりも、成長過程の子どものほうが痛みを感じにくい傾向にあります。問題なく食事をとれるため、治療に対するモチベーションは下がりにくいといえるでしょう。

顎骨が柔らかく、手術なしで顎を広げることも可能です。歯が並ぶための充分なスペースを確保でき、成人矯正での抜歯のリスクを抑えられるメリットがあります。
治療法でいうと、マウスピース矯正よりもワイヤー矯正のほうが痛みがでやすい傾向にあります。その理由は、ワイヤー矯正が施術者の力の入れ具合や治療内容によって痛みが左右される治療法だからです。

マウスピース矯正は歯の動く距離が事前に決まっており、毎回ほぼ同じ範囲であるため、痛みの強
さが大幅に変わることがありません。

痛がりなお子様がいらっしゃる方は小児矯正を、大人の方にはマウスピース矯正をおすすめします。

自分にあった痛みの対処法を見つけることが大切

痛みの感じ方には個人差があるため、自分にあった痛みの対処法を見つけることが大切です。痛み止めの服用は、頻繁におこなうと胃を痛める恐れがあるため、別の方法を試してみてからご判断ください。

当院では「できるだけ負担の少ない矯正治療」をご提供しており、痛みが出やすいといわれるワイヤー矯正であっても、しっかりと配慮しながらすすめていきます。痛みに弱い方でも安心して治療が受けられますので、矯正治療をご検討中の方はぜひご相談ください。

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